今月安く買えるのはにんじんです。安いのは8月の前半だけで、後半はいつもどおりの値段に戻ります。買うなら前半のうちです。農林水産省が令和8年7月31日に公表した野菜の値段の見通しをもとに、安い野菜と、まとめ買いしても使い切れるレシピを集めました。

今月安い野菜と使い切りレシピ

にんじん(8月前半)

安い理由:青森産から北海道産へ切り替わる時期です。青森産は順調に育って8月の上旬から中旬で終わり、入れ替わる北海道産は適度な雨と暑さで育ちが早まっています。両方が重なる前半は出回る量が増え、そのぶん値段が下がります。後半は量が落ち着き、値段も元に戻ります。

保存:袋から出して1本ずつ新聞紙かキッチンペーパーで包み、立てて冷蔵庫の野菜室へ。濡れたままだと傷みます。使い切れないぶんは、細切りや輪切りにして冷凍しておくと、汁物や炒め物にそのまま入れられます。すりおろして小分け冷凍しておく手もあります。

そのほかの野菜はいつもどおりの値段です

次の10は、今月とくに安くも高くもありません。いつもどおり買えるので、レシピだけまとめておきます。

野菜 今月の様子 レシピ
だいこん北海道産と青森産。育ちは順調です大根のレシピ
キャベツ群馬産と岩手産。岩手は少雨の遅れから回復してきましたキャベツのレシピ
ねぎ茨城・北海道・秋田・青森から。育ちは順調ですねぎのレシピ
ブロッコリー北海道産と長野産。暑さと雨の影響はありますが量は保てますブロッコリーのレシピ
レタス長野産と群馬産。暑さと豪雨の影響はありますが量は保てますレタスのレシピ
なす群馬・茨城・栃木から。6月の雨と風の遅れから回復してきましたなすのレシピ
ピーマン岩手産が中心。育ちは順調ですピーマンのレシピ
じゃがいも北海道産が中心。順調で大玉ですじゃがいものレシピ
さといも千葉産が中心。育ちは順調です里芋のレシピ
たまねぎ兵庫産から北海道産へ。順調で大玉です玉ねぎのレシピ

なぜ今月にんじんが安いのか

農林水産省が産地や卸売会社に聞き取ってまとめた内容です。括弧内の割合は、去年の8月に東京都中央卸売市場へ届いた量のうち、その産地が占めた割合です。値段が動く仕組みそのものは野菜の価格はなぜ動くのかで説明しています。

にんじん

産地(割合)北海道(83%)、青森(11%)
育ちと出荷青森県産中心の出荷から、北海道産中心の出荷へ切り替わります。青森県産の育ちは概ね順調で、8月の上旬から中旬に切り上がります。北海道産は適度な降雨と気温の上昇で育ちが前に進んでいます。全体として8月前半の出荷量はやや例年を上回り、値段は例年を下回ります。8月後半の出荷量と値段は例年並みに戻ります。
8月の値段前半は例年を下回る/後半は例年並み

よくある質問

「例年より安い」とは、どのくらい安いのですか。

農林水産省は直近5年の平均を「平年」と呼び、それに対して高いか安いかで示しています。平年の90%から110%の範囲なら「平年並み」で、この記事では「いつもどおり」と書いています。何円安くなるかまでは示されていません。

この値段はスーパーの値札と同じですか。

いいえ。ここで扱っているのは、東京都中央卸売市場に届く野菜の卸売価格の見通しです。実際の売り値は店や地域、その日の天気でも変わります。「安い」とある野菜が必ず特売になるわけではありませんが、売り場に多く並びやすい野菜の目安になります。

安い野菜はいつ買えばいいですか。

今月のにんじんは、安いのが8月の前半だけです。後半はいつもどおりの値段に戻るので、まとめ買いするなら前半のうちにしてください。

この記事はいつ更新されますか。

農林水産省が毎月下旬に翌月分を公表するのに合わせて、同じページを毎月書き替えています。どの月の話かは、ページの上の見出しと日付で確かめてください。

まとめ

今月安く買えるのはにんじんです。青森産と北海道産の入れ替わりで前半に量が増えるためで、後半はいつもどおりの値段に戻ります。まとめ買いするなら前半のうちに。使い切れるか不安なら、上のレシピから2つほど決めてから買うと余りません。だいこんやキャベツなど10種類は、いつもどおりの値段です。